角付けの話
         

角付けってターンの3要素の一つで大事ですよね(角付け、ローテーション、荷重)
私がいつも思っていることを書きます

角付けは内傾より先行する
  ボードの上に直立して滑る、つまり内傾角=角付けでは非常に不安定です。イントラの基礎練としてはOKですがそれ以外ではNGです。普通にはアンギュレーションを入れ内傾角よりも角付けを強くします。そうすればそこから角付けを強くも出来ますし、弱くしてもまだカービングできる余地が残っています。安定します
 これが最も重視されるのは切り替えの時だと思います
切り替えで、特にフロントターンへの時、頭から内傾していかない(内倒しない)と言う事は良く聞くと思います。頭の位置はボードの真上にあっても、腰がタ−ンの内側に入っていくとアンギュレーションにより角付けが生じます。内傾よりも角付けが先行すると言うことで、凄く重要な事だと思います。車用語で「シャーシーはエンジンよりも速く」とはメルセデスベンツのPR語で有名ですね。
「角付けは内傾よりも少し早く」を提唱したいです


斜面に直立しているだけの状態(黒線)とアンギュレーションを入れた状態(青線)です。共にボードと重心を結んだラインは斜面に垂直ですが、方や足裏は斜面にフラット、他方は角付けが生じている
角付けが生じていると言うことはターンに入らないと遠心力で外側に倒れることになります。現実にはアンギュレ−ションが入ると同時に内傾していくのだと思いますが、ほんの少しアンギュレ−ションが早い方が良いと思います。安心して谷側へ体を倒していけます
角付けは入れすぎるとブレーキに働くので注意!


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